今回は、前回に引き続きデュエルターミナル世界の時系列を、前回の続きからまとめていきたいと思います。
・・「ノエリア」が「氷結界」を離脱
・・「ノエリア」が「儀水鏡」を完成させる
・「ノエリア」が禁術集団「リチュア」を興す
「インヴェルズ」の思念による侵喰が進んで徐々に変貌する「ノエリア」は、禁忌とされて生きた術式の研究を始める。
そして禁術の儀式術を完成させると術者として教育してきた自分の子供たちを引き連れ、さらに宝具である「氷結界の鏡」を持ち出して「氷結界」を離脱。
ここに禁術集団「リチュア」が誕生した。
・「ラヴァル」による「ジェムナイト」侵攻
非常に好戦的な「ラヴァル」は、半ば娯楽の延長として近隣に住む部族「ジェムナイト」に侵攻を開始した。
温和で積極的な反撃に出なかった「ジェムナイト」だったが、度重なる挑発に対して仲間を守るために立ち上がる。
・・「ノエリア」が「インヴェルズ」の封印解除に動き始める
・各地の紛争に「ヴァイロン」が介入
「ラヴァル」と「ジェムナイト」の戦闘に、天上から降臨した機械天使「ヴァイロン」が介入し一時休戦となる。
この紛争以外にも地上世界の各地で行われている戦いに対し、「ヴァイロン」は積極的に介入を開始する。
太古の「セイクリッド」と「インヴェルズ」の戦いの中で、「インヴェルズ」の思念に侵喰されない戦力として開発された存在が「ヴァイロン」である。
「インヴェルズ」封印後は地上世界の監視を行ってきた彼らだが、「ノエリア」に潜んで活動する「インヴェルズ」の気配を感知。
その元を探すべく降臨した。
・・「ラヴァル」と「ジェムナイト」が一時休戦
・「リチュア」が「ガスタ」の住むミスト・バレー大湿原へ侵攻
「ノエリア」が率いる新興勢力「リチュア」は、ミスト・バレー大湿原に眠る資源の奪取を目的として、大湿原を守護する一族「ガスタ」を打ち倒すべく侵攻を開始した。
大湿原に眠る資源を手に入れて勢力の安定化を図る、という目的を掲げて「ガスタ」への攻撃を開始した「ノエリア」だが、その真の目的は大湿原に眠ると伝えられる「神」の力を手に入れることであった。
これは彼女の中に無意識に取り付いた「インヴェルズ」の思念の導きによるものであり、「ノエリア」は導かれるままに侵攻を開始してしまったのである。

・「ノエリア」が「インヴェルズ」の封印を解除
ミスト・バレー大湿原侵攻の裏には、さらにもう1つの隠された目的があった。
今までの密かな探索によって大湿原の近くに仲間が封印されていることを察知した「ノエリア」の中の「インヴェルズ」は、彼女を使い仲間の封印解除を画策していたのだ。
・・多くの人が「インヴェルズ」に捕食され命を落とす
・禁術実験の失敗により「エミリア」が落命
仲間の復活で活性化した「ノエリア」の中の「インヴェルズ」はさらなる禁術探索に仕向ける。
その実験の中、「ノエリア」の娘「エミリア」が儀式事故により命を落としてしまう。

・・「ヴァイロン」が「インヴェルズ」を補足し、「セイクリッド」へ報告
・・共通の大敵に対し、4部族が協定を結ぶ
・「インヴェルズ」大戦勃発
復活した「インヴェルズ」を補足した「ヴァイロン」は、最強の機械天使「ヴァイロン・オメガ」を出撃させる。
各部族の主力を「ヴァイロン」がサポートして「オメガ」がエネルギーを貯めるまでの時間を稼ぎ、裁きの一撃によって地上世界にあふれる「インヴェルズ」をまとめて薙ぎ払うことに成功した。

・・最強の機械天使「ヴァイロン・オメガ」降臨
一撃で多数のインヴェルズを薙ぎ払う
・「インヴェルズ」の思念が「ヴァイロン」へ侵入
本来「インヴェルズ」側の「ノエリア」が「ヴァイロン」陣営に参加したのは偽装のためもあるが、同化している状態から「ヴァイロン」を侵喰する狙いもあった。
試みは成功し、「ヴァイロン」たちの中に「インヴェルズ」の思念が伝播していく。
・・「ノエリア」が瀕死の重傷を負い戦線を離脱
・・「インヴェルズ」を撃退
・「ヴァイロン」の暴走と対「ヴァイロン」同盟の結成
全体を侵喰された「ヴァイロン」は暴走。
地上世界を全て均一にするという非常に機械的な目的の下、各種族に攻撃を加えるようになる。
これに対して地上の4部族は反発して同盟を結成。
「ヴァイロン」撃退のための新たな戦いが開始された。

ディシグマ》
・・「ヴァイロン・ディシグマ」が降臨
各部族に大打撃を与える
・侵食された「ヴァイロン」の破片の力により「インヴェルズ・ローチ」が誕生
対「ヴァイロン」同盟との戦いによって破壊された「ヴァイロン」の破片に、密かに生き延びていた「インヴェルズ」が接触。
光と闇、2つの力が宿る欠片は触れた者に急激な進化をもたらし、新たなる存在「インヴェルズ・ローチ」を誕生させた。

・「ノエリア」不在により「リチュア」が活動を休止
「インヴェルズ」との戦いで「ノエリア」が瀕死の重傷を負い一線を退いた事で、侵攻を先導するものがいなくなった「リチュア」はその活動を一時的に停止。
「ヴァイロン」との戦いでは、残った者は他の部族と共闘した。
・「ディシグマ」の脅威に4部族が新たな力で対抗
暴走を続ける「ヴァイロン」に対し、4部族は新たな力「エクシーズ」を覚醒させて対抗する。
しかし負の感情を感知して対象を分析・吸収してしまう「ディシグマ」に、多くの戦士は吸収されてしまった。
・「ジェムナイト・パール」が「ディシグマ」の撃破に成功
仲間が次々と吸収されてしまう中、負の感情を持たない「ジェムナイト」を主とする戦士「パール」は、「ヴァイロン」のセンサーをくぐり抜けて「ディシグマ」に致命的なダメージを与えることに成功した。

・・全「ヴァイロン」の撃破に成功
・「ノエリア」の復活
瀕死の「ノエリア」に、彼女から伝播し「ディシグマ」を暴走させた「インヴェルズ」の思念が舞い戻る。
この存在との接触によって「ノエリア」の中の「インヴェルズ」が活性化し、彼女の体は急速に回復へ向かっていく。

・「リチュア」が禁術によって「ラヴァル」を吸収
「ノエリア」の復帰により、再び「リチュア」は侵攻の道へと舵を切る事となる。
その第一歩として「ラヴァル」に偽りの共闘を持ちかけ、生け贄として吸収することで失ってしまった戦力の補充を図る。

チェイン》
・「リチュア」が「ガスタ」侵攻再開
精神への侵喰がかなり進んでいた「ノエリア」は手段を選ばない残忍性を見せ始めていた。
「ガスタ」への侵攻を再開するにあたり、「ガスタ」を一度に全滅させるために「霞の谷」から湿地帯に流れる強風に猛毒を乗せ、大湿原全体に散布したのである。

・・「ノエリア」が「猛毒の風」を散布
・・「ウィンダ」の父「ウィンダール」が「リチュア」へ突撃
一時的に猛毒の散布が止まる
・「ジェムナイト」が「ガスタ」救援に駆けつける
「ガスタ」の危機を知った「ジェムナイト」が、同じ志を持つ者たちを救うために駆けつける。
融合により生まれた新たな戦士「ダイガスタ・エメラル」は、その力で「猛毒の風」を吹き払うことに成功した。

《ダイガスタ・エメラル》に
・・「ダイガスタ・エメラル」が「猛毒の風」を吹き払う
・「ジェムナイト・ジルコニア」誕生
「リチュア」の非道な行いに、温和な「ジェムナイト」も遂に怒りに支配される。
歴戦の戦士「クリスタ」は融合の力の最適化を試み、自らの力を極限まで引き出した姿「ジルコニア」へと昇華。
その力を持って大湿原から「リチュア」を撃退した。

《ジェムナイト・ジルコニア》に
・「ヴェルズ」覚醒
温厚な「ジェムナイト」たちですら憎悪に支配されたことで、地上世界は負の感情で満たされてしまう。
これにより、人々の邪悪を具現化した存在「ヴェルズ」が覚醒する。

・・封印されている「氷結界」の三龍に「ヴェルズ」が侵喰開始

・「ヴェルズ」が覚醒し侵喰を拡大
邪悪なる思念体「ヴェルズ」が覚醒し、大湿原にある死者の骸や残骸に取り憑いて活動を始める。
死者は次第に生者も襲うようになり、襲われたものはまた「ヴェルズ」となって侵喰は確実に広がって行く。
・・死者だけでなく生者へも侵喰し、「ヴェルズ」化現象が拡大
・・「氷結界」の三龍が完全に「ヴェルズ」化
・「セイクリッド」降臨
覚醒した「ヴェルズ」による侵喰が急速に拡大し混迷を極めた地上世界に、古い伝承に残された救世の騎士団「セイクリッド」が降臨する。
彼らは脈々と続く負の連鎖と全ての邪念を断つため、「ヴェルズ」との全面対決に突入した。

プレアデス》
・「ノエリア」が「氷結界」の三龍の封印を解除
「セイクリッド」の降臨と無差別に襲い掛かる「ヴェルズ」により再び戦力に行き詰まった「ノエリア」は、過去に封印された「氷結界」の三龍の封印解除を試みる。
しかし、封印を解除された三龍は既に「ヴェルズ」に侵喰されており、最凶の存在となって蘇った。

・「ノエリア」が「インヴェルズ」の骸を使った禁術を使用
「ノエリア」は過去に親友を失った術を応用して「インヴェルズ」の骸を使った儀式を成功させるが、結果として心身ともに「インヴェルズ」に侵喰され、暴走してしまうのだった。

プシュケローネ》
・・「ノエリア」が心身ともに「インヴェルズ」に支配される
・「リチュア」を侵喰して「インヴェルズ・グレズ」が復活
ほかの「リチュア」も「ノエリア」に続いて禁術を行うが、「グレズ」の骸を用いた者はその強い邪念に耐えられず瞬く間に侵喰され、結果的に「グレズ」が復活する形となった。

ジールギガス》
・・「リチュア・アバンス」が「写魂鏡」の儀式術を発見する
・「アバンス」が「エミリア」の蘇生儀式に失敗
「ディシグマ」に魂と肉体の両方を吸収されて消滅した「エミリア」の復活を強く願う「アバンス」。
彼は古文書で発見した「写魂鏡」の儀式術を使い、まずは「エミリア」の魂の復活を試みる。
しかし、「エミリア」への強すぎる思いが仇となり、儀式は失敗してしまう。
・「アバンス」が「リヴァイアニマ」へ変貌
「写魂鏡」のちからは不安定な精神状態で儀式に臨んだ「アバンス」に跳ね返る。
彼は不完全な形で蘇った「エミリア」の魂と同化し、制御不能な怪物「リヴァイアニマ」に変貌。
自我を失い暴走を始めた。

リヴァイアニマ》
・「ポルクス」の兄「カストル」が「プシュケローネ」へ特攻し落命
暴走し無差別攻撃を行う「プシュケローネ」に「セイクリッド・カストル」が特攻。
「ノエリア」の解放に成功したが「カストル」自身も命を落とした。

・・「カストル」の特攻によって「ノエリア」に取り憑いた「インヴェルズ」の思念が消滅
・「ヴェルズ・カストル」誕生
特攻によって命を落とした「カストル」を「ヴェルズ」は見逃さなかった。
「カストル」の遺体に即座に侵喰を開始し、光と闇の力を併せ持つ屍者「ヴェルズ・カストル」が誕生した。

・「ノエリア」が「写魂鏡」の術式を解き、「反魂術」で「エミリア」を蘇生
正気を取り戻した「ノエリア」は今までの行いを悔い、暴走する「アバンス」の術式を解除。
そして自らの魂を生け贄に使った「反魂術」で「エミリア」の蘇生を決意する。

・・「ノエリア」が命と引換えに「ジールギガス」を倒す
生け贄となり命が尽きる寸前の「ノエリア」の前に、儀式の力に引き寄せられた「ジールギガス」が現れる。
彼女は残りの命と引き換えにこれを倒し、「儀水鏡」を2人の子に託して息を引き取った。

・・「アバンス」と「エミリア」が「儀水鏡」を継承する
・劣勢の「セイクリッド」の下へ「ジェムナイト」が救援に駆けつける
「ヴェルズ」化した三龍に加えて「カストル」の「ヴェルズ」化で窮地に追い込まれる「セイクリッド」に、正義の心を共有する同志「ジェムナイト」が合流。
そして「スピカ」と天を司る核石を持つ戦士「ラズリー」との融合により新たな戦士「セラフィ」が誕生した。

・・「ジェムナイト・セラフィ」誕生
・「セイクリッド・ポルクス」が「ヴェルズ・カストル」と相討ちになり死亡
双子座を司る2人の「セイクリッド」の1人「ポルクス」は「ヴェルズ」化してしまった兄「カストル」と対峙する。
互角の力を持つ両者は相討ちとなるが、「ヴェルズ」はこの好機に「ポルクス」への侵喰も狙っていた。

・「ジェムナイト・セラフィ」と「セイクリッド・ハワー」が「ポルクス」と「カストル」の蘇生に成功
相打ちとなった2人の勇姿に心を打たれた「ジェムナイト」は、「ヴェルズ」に侵喰される前に2人の蘇生を試みる。
そして、「セイクリッド・ハワー」がもつ蘇生の力を「セラフィ」が増幅する事で2人の蘇生に成功した。

・「セイクリッド・トレミスM7」誕生
「ジェムナイト」の融合の力を目の当たりにした「セイクリッド」は、自分たちの中に秘められた星をつなぐ力を悟り、それを解放する。
選ばれた7人の「セイクリッド」は伝説の新龍となり、「ヴェルズ」との決戦に臨む。

トレミスM7》
・・「トレミスM7」の援護により「セイクリッド」軍が戦況を巻き返す
・「ジェムナイトマスター・ダイヤ」誕生
「ヴェルズ」との最終決戦を前に、「トレミスM7」となった7人の「セイクリッド」の力と共感した7個の核石の力が「ジルコニア」を核に集結。
最強の戦士「ジェムナイトマスター・ダイヤ」が誕生した。

ダイヤ》
・「セイクリッド・トレミスM7」と「ヴェルズ・ウロボロス」の最終決戦
「セイクリッド」の最後の切り札「トレミスM7」と「ヴェルズ」最凶の龍「ウロボロス」の、世界の命運をかけた決戦がミスト・バレー大湿原上空で開始。

その激闘の影響で大湿原だけでなく周辺地域までもが荒廃していく中、以前からたびたび目撃されていた「霞の谷の神風」が今回も発生し始める。

・・「ジェムナイト・パール」が「トレミスM7」を守り命を落とす

・・「ジェムナイト」を主力とした戦士団が下級「ヴェルズ」を掃討する
・「神風」が「霞の谷の祭壇」に集まり始める
「神風」はミスト・バレー大草原を吹き抜け「霞の谷の祭壇」を中心に渦を巻き始める。
そしてすべての「神風」が祭壇の中央に祀られている石に吸い込まれた時、戦乱の世に失望した「神」による地上世界の浄化が開始される。
・「創星神 sophia」の復活
祭壇を破壊して現れたのは巨大な女神「創星神」であった。
地上世界の荒廃を見かねた彼女は、この星を浄化するためにすべての生物の消滅に乗り出す。

・「創星神 sophia」により世界が滅亡寸前に追い込まれる
彼女は両手に持つ2つの”力の結晶”を用いてこの星の生物をすべて滅ぼし、新たな世界の創造を試みる。
圧倒的な力を持つ彼女の前に各部族の戦線は崩壊し、滅亡は時間の問題かと思われた。
・「ジェムナイトマスター・ダイヤ」の融合の力を「ラズリー」と「スピカ」へ継承
限界を超えた核石へのダメージにより戦闘不能となった「ダイヤ」は自らの融合の力を「ラズリー」と「スピカ」に託す。
2人はその力ですべての「セイクリッド」との融合を試みる。
・・「ジェムナイト・ラズリー」を核に12人の「セイクリッド」が融合
・・「sophia」の創造の力が融合の中へ引き込まれる
・「セイクリッド・ソンブレス」誕生
「セイクリッド」だけでなく「sophia」の力をも取り込み、神と同等の力を得た希望の戦士「セイクリッド・ソンブレス」が誕生。
地上世界を滅亡から吸うべく、彼女は「sophia」との最終決戦に臨む。

ソンブレス》
・「セイクリッド・ハワー」が「ヴェルズ」の三龍と融合を試みる
自らの意思で融合から外れた「ハワー」は、蛇遣座の自分にしかできない融合、「ヴェルズ」の三龍との融合を試みる。
・「儀水鏡」の力によって「ハワー」が三龍との融合に成功
三龍の制御に苦戦する「ハワー」に「氷結界の鏡」が転じた「儀水鏡」を持つ2人が救援に駆けつけ、その力を借りることで融合は成功する。
・・「sophia」の破壊の力が融合に中へ引き込まれる
・「ヴェルズ・ケルキオン」誕生
光と闇の力をその身に詰め込み、さらに神の力をも取り込んだ究極の闇の戦士「ヴェルズ・ケルキオン」が誕生
彼は星(創星神)を倒す希望の光「ソンブレス」をサポートするべく最終決戦へと臨む。

・「ケルキオン」の支援を受けた「ソンブレス」が「sophia」の撃退に成功
2つの力を奪われて一時的に弱体化した「sophia」を打つべく、「ソンブレス」と「ケルキオン」は最後の戦いに臨む。
そして数日間にも及ぶ激戦の末、「神」は力の源である額のオーブを貫かれて地上世界から撃退された。

・神の残滓との別れ
「創星神」を倒した後、地上を去る「ソンブレス」と「ケルキオン」が残された者に別れを告げている。
彼らが旅立った先は分からないが、その身に宿した「創星神」の力に導かれたのだとすれば、今もどこかで地上を見守っているかもしれない。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!
ここまでの時系列を第2シーズンとして考察していきます。
第2シーズンは第1シーズンよりカードテーマの部族団体よりも個人個人の活躍が多く語られているように思いました。