封印から解き放たれし混沌の神々たち「魔轟神」

デュエルターミナル

遊戯王OCGのデュエルターミナル世界の物語、その数あるテーマカードの中で、今回は「魔轟神」について情報を整理・考察していこうと思います。


「魔轟神」カードの枚数

モンスター通常0枚
効果25枚
儀式0枚
融合0枚
シンクロ8枚
エクシーズ0枚
リンク0枚
魔法2枚
1枚
36枚

「魔轟神」が映っているカード

・《魔獣の懐柔》
・《悪魔の嘆き》
・《精神汚染》
・《ジュラック・インパクト》
・《XXクルージョン》

(2025/03/28現在)


「魔轟神」とは

地上の争乱により永き封印から解き放たれ、”混沌の門”より襲来した「魔轟神」。
「魔轟神」が存在する魔轟神界は、「魔界」、「轟界」、「神界」の3つの階層に分かれており、序列が上がる程、より深い階層に行くことができる。

《魔轟神界の階》

第1階層「魔界」は、最下級の「魔轟神」が住む階層。
地上への入口である混沌の門に最も近いが、この階層の住人たちはそれを開く力を持っていない。

《魔轟神ルリー》と《魔轟神獣ケルベラル》

第2階層「轟界」は、魔界の住人に指令を下す中位の「魔轟神」が住む階層。
軍部を司令する大物が多く、そのいずれもが神界入りを目指して手柄を上げようと躍起になっている。

軍団長《魔轟神ディアネイラ》

第3階層「神界」は、混沌の門を開ける力を持つと言われる最上級の「魔轟神」が座す階層。
地上の争乱が「ヴァルキュルス」を呼び込み、全面戦争の引き金となった。

第一位の王《魔轟神ヴァルキュルス》、
第二位の王《魔轟神レイジオン》、
「魔轟神」を統べる絶対神《魔轟神レヴュアタン》

他テーマとの関連性

時系列上に初めに「魔轟神」が登場したのは、「霞の谷」が「A・O・J」を離脱するきっかけを作った時である。

《精神汚染》
疑念を持つ《霞の谷の雷神鬼》の背後に、
《魔轟神レイヴン》が暗躍している様子

その後、地上の騒乱が呼び覚ましたのか、「A・O・J」による次元干渉実験による結果か、「魔轟神」が目覚め、地上世界へと現れた。
「魔轟神」たちの理念―己の欲に忠実であれ。
悪しき神々はそれに従い、現住部族を助けるでもなく、楽しむために地上の戦いへ介入する。
目覚めた「魔轟神」は付近に見えた「ジュラック」の巣を戯れに襲撃。
「ジュラック」から予想以上の反撃を受けた「魔轟神」たちだったが、狩りの獲物が想像よりも手強いことを知って、逆に愉悦の表情を浮かべた。
「ワーム」との最終決戦を傍観していた「魔轟神」が「魔轟神獣」を引き連れ、地上を征服すべく本格的に動き出した。
長きに渡る戦争で地上世界が荒廃したためか、地上界と魔轟神界の境界は次第に曖昧となって最終的に消滅。
魔轟神界からは悠々とその尖兵たる「魔轟神獣」があふれ出し、超常の力を用いて現住部族を脅かす。
「ジュラック」に対する「魔轟神」の攻撃は熾烈を極め、このまま滅ぼされるならばと「ジュラック」は最後の反撃に出る。

《ジュラック・インパクト》

さらに呼び覚まされた「エンシェント・ゴッド・フレムベル」によって、「ジュラック」の巣に残る「魔轟神」を灰すら残らぬほどに焼き飛ばした。

《エンシェント・ゴッド・フレムベル》

そして、第三の氷龍封印解除。
「トリシューラ」の力は凄まじく、全世界の「魔轟神」を殲滅。
これにより、「魔轟神」は時系列上からは退場となった。

《氷結界の龍 トリシューラ》

ここまでお読みいただきありがとうございました。
いかがだったでしょうか。

「魔轟神」は、ストーリー内では「ワーム」と入れ替わる形で登場し、デュエルターミナル世界内の最強格である「トリシューラ」によって殲滅されたわけですが、かき回すだけかき回してあっさり退場していったので、あまり強く印象は残らなかったですね。
太古の昔に封印されたとありますが、誰がどうやって封印したかというのはまだ判明してないので、まだまだ新規が来る余地を残しているのかなと思いました。
あとは、「TERMINAL WORLD 2」にて追加された新規に関する情報ですが、「ザ・ヴァリュアブル・ブックEX5」にてストーリー詳細が載っていましたが、執筆時点ではまだ新しい本なので省くことにしました。
後々単独で記事を書くと思います(「氷結界」での「ランセア」みたいに)。

デュエルターミナル世界の物語はまだまだ奥深いので、テーマ別にまだまだ掘り下げていきたいと思います!

タイトルとURLをコピーしました