今回は、デュエルターミナル世界の考察をするにあたり、この世界の時系列を整理しまとめていきます。
資料として、マスターガイド3~5、デュエルターミナルマスターガイドなどに書かれた情報や、完結後に登場した現時点での新規カードなどを元にまとめていこうと思います。
・・神々の戦い
太古の昔に起きた、「創星神 sophia」と「創星神 tierra」の戦い。
「sophia」が勝利し、「tierra」を封印する。

・・「セイクリッド」により「ヴァイロン」が造られる
・・「セイクリッド」により「インヴェルズ」が封印される
ここの2つの事象の詳細の時期ははわからないがデュエルターミナルマスターガイドの『デュエルターミナル』世界の主な出来事として記載がある。
・・「氷霊山の龍祖 ランセア」の討伐 (考察はこちら)
・・「氷結界の伝道師」が「氷結界」の三龍を封印する
ここの2つの事象の時期の間隔は不明だが、「氷結界の鏡魔師」と「氷結界の伝道師」が同一人物とするならそれなりの年月がかかっていそうではある。

・・世界では各部族が争う
・・「W星雲隕石」が飛来する

・「ワーム」の出現
そこでは版図を広げて大陸に君臨すべく、各部族が争っていた。
それぞれの力が拮抗していたため、長きにわたっていた戦争。
しかし、その戦いは予想もしない形で終わりを迎えた。
外宇宙からの侵略者「ワーム」の出現である。

・・争っていた各部族が休戦協定を結ぶ
・「ワーム」との全面戦争開始
正体不明で意思の疎通すらできず、軍隊蟻のような大軍で侵略をしかけてきた「ワーム」に対抗するため、争っていた各部族は休戦を余儀なくされた。
そして、それぞれがそれぞれのやり方で「ワーム」との戦いを始める。

「ブリューナク」封印解除
・・多くの「ワーム」は倒されるも、残った「ワーム」が増殖と進化を始める
・・「ワーム」の侵攻により、滅ぶ部族が出始める
・・大小さまざまな部族が集まり、協議が行われる
・「A・O・J」の結成
個々の力では侵略者に対抗できないと悟った現住部族たちは、協力する事を決断。そして、大陸内でも有力だった4つの部族(「氷結界」、「霞の谷」、「フレムベル」、「X-セイバー」)を中心に、”正義の同名”たる「A・O・J」が結成され、対「ワーム」兵器の開発・製造に着手する。

・・「A・O・J」の兵器が各戦場に投入される
・「ワーム」と「ジェネクス」の接触
明確な目的は不明ながら、黙々と環境を改善するかのような活動を行う「ジェネクス」が「ワーム」と遭遇。
侵略者は環境を破壊し汚染する外敵と認識され、「ジェネクス」はその排除に取り掛かる。

コントローラー》
・・「A・O・J」の技術者が「ジェネクス」の存在を確認
以降、その調査が進められる
・・進化を続けた「ワーム」の中で、高い知能を獲得する個体が出現
・・「X-セイバー」が苦戦を強いられる
・「XX-セイバー」誕生
度重なる「ワーム」との戦いで「X-セイバー」は傷ついていった。
そのリーダーであった「ガトムズ」は、次世代の剣士たち「XX-セイバー」を選び出し、再び戦場へ立つ。

ガトムズ》
・「ナチュルの森」に「ワーム」が侵入
「ワーム」の進攻は日を追うごとに激しさを増し、戦いは大陸全土で繰り広げられるようになった。
粘液にぬめる侵略の手は「ナチュル」が静かに暮らす森にも及び、その住人は力を合わせ自らの住処を守るため戦いに臨む。

・「A・O・J フィールド・マーシャル」の激闘
戦場に雄々しくそびえ立つ姿は、兵たちの目にも頼もしく映っていた「A・O・J フィールド・マーシャル」。
しかし、ある激戦区で多数のワームを道連れに大破し、修復不可能としてそのまま廃棄された。

フィールド・マーシャル》
・・「W星雲隕石」により未知の物質が発見される
・・「A・マインド」完成
「A・O・J」の技術者は「ワーム」の星系から降り注いだと思われる隕石を調査。
そこで未知の物質を発見し、それを元に「A・マインド」を完成させる。
その搭載実験によって「A・O・J」の思考は飛躍的に上昇した。
・・「ワーム」の捕獲を目的とした兵器が量産される
・「霞の谷」が「A・O・J」を離脱
敵のみならず、声なき「ジェネクス」すら利用するという方針に「霞の谷」陣営は小さな疑念を持つ。
最初は微々たるものであったそれは「魔轟神」によって増幅され、やがて大きな不信感へと育つ。
結果、「霞の谷」は「魔轟神」の企て通り「A・O・J」を離脱するに至る。

・・「A・O・J コズミック・クローザー」の開発に着手
しかし予定通りの出力を得られず、開発は難航する
・「魔轟神」の復活(封印された時期は不明)
地上の騒乱が呼び覚ましたのか、「A・O・J」による次元干渉実験による結果か。
太古の昔、眠りについたはずの「魔轟神」が目覚める。
力ある「魔轟神」は配下を率い、地上世界へと現れた。
・・「ジェネクス」が自らをより戦闘向けに改修・進化を始める
・・「魔轟神レヴュアタン」が地上世界へ

・「魔轟神」が「ジュラック」を急襲
目覚めた「魔轟神」たちは、付近に見えた「ジュラック」の巣を戯れに襲撃。
そこは比較的「ワーム」の侵攻が少なかった地域であったため、「ジュラック」たちは力を合わせてそれに応戦した。
・・「A・O・J」の技術者が、「ジェネクス」を進化させるために介入を始める
・「ジェネクス」が「レアル・ジェネクス」に進化
「A・O・J」の新たなエネルギー源とするため、技術者たちは一部の「ジェネクス」に「レアル融合炉」を移植。
それを取り込んだ「ジェネクス」は「レアル・ジェネクス」へと自己進化していく
・「グングニール」の封印が解かれる
「ワーム」のみならず「魔轟神」という新たな敵が現れ、混沌のるつぼと化した地上世界。
昼夜を問わず押し寄せる「ワーム」の大軍勢、神出鬼没の「魔轟神」という脅威に対抗すべく、「氷結界」は第二の氷龍を開放する。

「グングニール」封印解除
・「霞の谷」に「ドラグニティ」が現れる
「A・O・J」から離脱し孤軍奮闘する「霞の谷」。
しかし、谷の最大兵威たる「ミスト・ウォーム」も一頭、また一頭と倒れ、部隊が総崩れになるかと思われたその時、伝説の竜騎士が救援に駆けつける。

トライデント》
・・「ワーム」の侵攻が散発的になる
・・「A・O・J ディサイシブ・アームズ」の建造開始
同時に他の「A・O・J」兵器の生産が縮小
・・「A・O・J ディサイシブ・アームズ」完成
制御中枢コアには「ジェネクス・コントローラー」が利用される
・「ワーム」との最終決戦
「ワーム」の侵攻は不思議と散発的になるが、「A・O・J」は最後の戦いに備えて究極兵器の建造を開始。
そして人々が予期していた通り、今までとは比較にならぬほどの禍々しさと恐怖をまとう「ワーム」が姿を現した。

《ワーム・ゼロ》
・・「ワーム」が滅び束の間の平和が訪れるも、「魔轟神」が本格的な侵攻を開始
・「魔轟神獣」の登場
「ワーム」が世界から一掃されて喜びに湧く現住部族だったが、それも束の間であった。
「ワーム」との決戦を傍観していた「魔轟神」が「魔轟神獣」を引き連れ、地上を征服すべく本格的に動き出した。

・・「A・O・J」の技術者が、「ジェネクス」の軍事転用計画に着手
・・計画のため「A・O・J」は再度「霞の谷」に協力を打診
これを受けた「霞の谷」は技術者を派遣
・「A・ジェネクス」誕生
「魔轟神」への対策として、もはや「A・O・J」兵器群は力不足の感を否めなかった・
そこで技術者たちは、かねて構想していた「ジェネクス」の軍事転用計画を実行に移す。
結果、計画は成功し「A・ジェネクス」が誕生する。
・・各部族により「A・ジェネクス」が開発される
・・「A・ジェネクス・トライアーム」に続き「A・ジェネクス・トライフォース」が完成
順次戦線へ投入される
・・「ジュラック」の巣に対する「魔轟神」の攻撃が激化
・「ジュラック・インパクト」
「ジュラック」に対する「魔轟神」の攻撃は熾烈を極めた。
日に日に力尽きる「ジュラック」は増え、その火は「魔轟神」襲撃前と比べて半減していた。
そして、このまま滅ぼされるならばと、「ジュラック」は最後の反撃に出る。

《ジュラック・インパクト》
・・「ジュラック・メテオ」の落下により、「ジュラック」の巣にいた「魔轟神」の部隊は壊滅・潰走
・・「ネオフレムベル」が誕生し、「エンシェント・ゴッド・フレムベル」が「ジュラック」の巣に残る「魔轟神」を掃討する
・・「ジュラック」によって「魔轟神」の一部は失われるも、全世界でその攻撃は激しさを増していく
・・「魔轟神」に対抗すべく、「トリシューラ」の封印を巡って「氷結界」内では開放派と反対派で意見が分かれる
・・「氷結界」内部での抗争が激化
・・「ノエリア」と「ナタリア」が「インヴェルズ」の召喚儀式に失敗
氷龍の開放を巡り抗争状態の「氷結界」で、幼なじみの2人の術師、解放派の家系に属する「ナタリア」と反対派の家系に属する「ノエリア」は「トリシューラ」に代わる戦力を研究していた。

「ナタリア」こと《氷結界の浄玻璃》
「魔轟神」を打ち倒す戦力として2人は太古に封印された悪魔「インヴェルズ」に目を付け、氷結界に伝わる術法を転用した悪魔召喚術を試みた。
想定外の「インヴェルズ」の力を制御できず召喚儀式は失敗。
この事故によって「ナタリア」は命を落としてしまう。
儀式の失敗により、親友を失っただけでなく「ノエリア」自身も「インヴェルズ」の思念に取り憑かれてしまった。

・「トリシューラ」の封印が解かれる
終わりが見えぬ「魔轟神」との戦いに、地上世界は荒廃し人々は疲弊しきっていた。そんな戦況に終止符を打つべく、「氷結界」は第三の氷龍解放を提案。
「氷結界」内部でも意見は割れたが、最後の氷龍は解き放たれた。

「トリシューラ」封印解除
・・「トリシューラ」によって「魔轟神」撃退
・・「氷結界」の三龍が暴走、多数の死者が出る
・・「エンシェント・ゴッド・フレムベル」が「トリシューラ」に倒される
・・「氷結界」の三龍を再封印するため、あらゆる策が講じられる
・・「竜の渓谷」を守るため「ドラグニティ」が立ち上がる
一年中温暖な気候に包まれるはずの「渓谷」を襲う寒波。
三龍の影響を感じ取った指揮官「ドゥクス」は谷に伝わる秘技により8体の竜を束ねた「アスカロン」と、それと双璧をなす巨龍「アラドヴァル」を降臨させる。
2体の伝説を従えた「ドゥクス」たちは三龍を封印すべく、激戦の地へと向かった。

《ドラグニティナイト-アラドヴァル》
・龍と龍の激突―そして封印
激戦の最中「トリシューラ」は極限状態となり、「ドラグニティ」を追い詰める。
しかし満身創痍の「アラドヴァル」が放った煉獄の炎が三龍の力を急速に削いだ。

「アラドヴァル」の煉獄の炎
・「氷結界の神精霊」による三龍の同時封印
制御を外れ暴走を始めた三龍に、「氷結界」を代々見守ってきた思念体「神精霊」がその身を引き換えとした封印術をおこない、三龍を同時に封印することに成功した。

・・「氷結界の神精霊」が消滅する
・戦争終結後、「ノエリア」が孤児を引き取る
「魔轟神」大戦終結後、「ノエリア」は戦死した「氷結界」の仲間の子供を数人引き取っている。その中には儀式事故によって死んだ親友「ナタリア」の息子「アバンス」の姿もあった。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!
ここまでの時系列を第1シーズンとして考察していきます!