絶対零度の結界「氷結界」

デュエルターミナル

遊戯王OCGのデュエルターミナル世界の物語、その数あるテーマカードの中で、今回は「氷結界」について情報を整理・考察していこうと思います。


「氷結界」シリーズカードの枚数

モンスター通常0枚
効果32枚
儀式0枚
融合0枚
シンクロ5枚
エクシーズ0枚
リンク0枚
魔法4枚
1枚
42枚

「氷結界」に関連する効果を持つテーマ外のカード

・《氷霊山の龍祖 ランセア》
・《トリシューラの鼓動》

「氷結界」カードが映っているカード

・《煉獄の落とし穴》
・《天龍雪獄》

テーマ外のリメイクカード

・《氷獄龍 トリシューラ》
・《氷魔龍 ブリューナク》

シリーズ外のテーマカード

・《氷結界》

(2025/03/17現在)


「氷結界」とは

3体の氷龍を信仰し、それを封印する「氷結界」を代々守護している一族。
「氷結界」内部での封印解除を巡る激しい対立があった。
「交霊師」や「大僧正」を中心とした解放派と、3人の「虎将」を中心とした解放反対派は、一族の教えと「魔轟神」の脅威の板挟みによって半ば抗争状態になっていたのである。

3人の「虎将」、「グルナード」「ライホウ」「ガンターラ」
解放派の「交霊師」「大僧正」「風水師」「術者」

制御を外れ暴走を始めた三龍に、「氷結界」を代々見守ってきた思念体「神精霊」がその身を引き換えとした封印術を行い、三龍を同時に封印することに成功した。

「神精霊」と三龍の同時封印の様子

はるか昔、氷山で暴れる三龍を「氷結界の鏡」を用いた術で封印。
封印を守る者として「氷結界」を興したのが「氷結界の伝道師」であり、その魂は「神精霊」として昇華された。

「鏡」と「伝道師」

さらに昔の、三体の龍が元は1つの巨龍であった話は以前の記事を参照。

氷結界の魔竜
今回は、前回に引き続いて《氷霊山の龍祖 ランセア》や、それにまつわるカードについてを、効果考察で触れられなかったストーリーについて書いていきます!「氷結界」の人々が恐れ敬う三体の龍。しかし歴史を紐解くと、それらの龍は元は1つの巨龍であった―...

他のテーマとの関連性

「氷結界」は大陸内でも有力な4つの部族のうちの1つで、”正義の同盟”たる「A・O・J」の結成にも携わっている。

「氷結界」が開発したとされる、
《A・O・J アンノウン・クラッシャー》

また、「氷結界の依巫」はおそらく幼少期の「エリアル」であり、彼女はデュエルターミナル世界を通して様々な姿が確認できる。

幼少期の《氷結界の依巫》、
成長した《リチュア・エリアル》、
大戦で死亡した後真空管に捕らえられた《影依の巫女 エリアル》、
開放され復活した《影霊衣の巫女 エリアル》

さらには、「氷結界」から離脱し、事実上の後身である「リチュア」に、「氷結界の照魔師」こと「ノエリア」、儀式の失敗により命を落とした「氷結界の浄玻璃」こと「ナタリア」の姿が見られる。

イラスト違いの《氷結界の紋章》
幼少期の「ノエリア」「ナタリア」の
姿が見られる
《氷結界の照魔師》と《氷結界の照魔師》
《リチュア・ノエリア》と《リチュア・ナタリア》

デュエルターミナル世界において、スピリットに属するカードは死亡しているキャラクターの思念体や魂となっているので、「ノエリア」にくらべて「ナタリア」の姿が若く見えるのは死亡時の姿だからだろう。

そして、「氷結界に至る晴嵐」には、集結する「ドラグニティ」、それを見守る幼少期の「アバンス」と「エミリア」の姿が確認できる。

《氷結界に至る晴嵐》

《氷結界の霜精》が成長した姿が、《影霊衣の戦士 エグザ》で、「氷結界」の後身である「リチュア」、さらに後身の「影霊衣」にまでつながっている。

「霜精」から「エグザ」へ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
いかがだったでしょうか。

正直な感想を述べると、「氷結界」の面々無能多すぎるやろ…。
初代である「神精霊」しか有能いなくね?ってなってますね。
大体の「氷結界」の人たちは三龍を解放するだけして制御できずに見守ることしかできてない。
そんなんで有力部族として数えられる初期のデュエルターミナル世界たいしたことないのでは…?

デュエルターミナル世界の物語はまだまだ奥深いので、テーマ別にまだまだ掘り下げていきたいと思います!

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