機械生命「ジェネクス」

デュエルターミナル

遊戯王OCGのデュエルターミナル世界の物語、その数あるテーマカードの中で、今回は「ジェネクス」について情報を整理・考察していこうと思います!


テーマに属するカード枚数

モンスター通常1枚
効果34枚
儀式0枚
融合0枚
シンクロ10枚
エクシーズ0枚
リンク1枚
魔法0枚
0枚
46枚

(2025/3/11現在)


「ジェネクス」とは

自然の力を利用したエネルギーをコントロールする力を持った機械生命である「ジェネクス」は、デュエルターミナル世界に古くから存在しているが、外部との接触を望まず、長い間文明社会から切り離されていた。
明確な目的は不明ながら「ジェネクス」はこの星の環境改善を意図した行動を取っていた。
しかし、外来生物である「ワーム」と遭遇。
「ジェネクス」は「ワーム」をこの星の環境を破壊し汚染する存在と認識し、その排除に取り掛かる。

「ジェネクス・コントローラー」を利用する事で他の「ジェネクス」との意思疎通が可能に。
また、「コントローラー」は「ジェネクス」が生み出す力を使って高い知能と戦闘力を持った存在へと進化することできる。

《ジェネクス・コントローラー》

「A・O・J」との接触

対「ワーム」戦線で大型頭脳階級の登場により劣勢を余儀なくされた「A・O・J」は、新戦力の獲得を急務とされ、独自に「ワーム」と戦闘を開始した「ジェネクス」の特性に着目し、その調査が進められた。
「A・O・J」が持つ技術では大型兵器を制御する演算装置が開発できなかったため、捕獲した「スペア・ジェネクス」が制御中枢コアとして「A・O・J フィールド・マーシャル」に組み込まれた。

《スペア・ジェネクス》と
それを組み込んだ《A・O・J フィールド・マーシャル》

しかし、激戦地区で多数の「ワーム」を道連れに大破し、修復不能と判断されそのまま廃棄された。

《最期の同調》

「ジェネクス」は自らをより戦闘向けに改修・進化を始め、「A・O・J」の技術者は、「ジェネクス」を進化させるために介入を始める。
「A・O・J」の新たなエネルギー源とするため、技術者たちは一部の「ジェネクス」に高出力のエネルギー炉として研究・開発された「レアル融合炉」を移植。
資源を必要とせず、半永久的に活動するエネルギー兵器「レアル・ジェネクス」へと自己進化していく。

レアル融合炉を移植された
《レアル・ジェネクス・クロキシアン》

「A・O・J」は最後の戦いに備えて究極兵器「A・O・J ディサイシブ・アームズ」を建造。
制御中枢コアには「ジェネクス・コントローラー」が利用される。
「ワーム・ゼロ」と激戦の末相撃ちとなり「ワーム」を滅ぼした。

《A・O・J ディサイシブ・アームズ》

「ワーム」が滅び束の間の平和が訪れるも、「魔轟神」が本格的な侵攻を開始。
その対抗策として「A・O・J」の技術者は、「ジェネクス」の軍事転用計画を実行。
「A・ジェネクス」が誕生する。
各部族の手により、それぞれの特徴が反映された「A・ジェネクス」を開発した。
さらに、その過程で培われた技術を提供しあい、共同開発も進められた。

「XX-セイバー」モデル「フレムベル」モデル「霞の谷」モデル「氷結界」モデル
《A・ジェネクス・リバイバー》《A・ジェネクス・ベルフレイム》《A・ジェネクス・バードマン》《A・ジェネクス・ソリッド》
「フレムベル」と「XX-セイバー」の共同開発「氷結界」と「霞の谷」の共同開発
《A・ジェネクス・トライフォース》《A・ジェネクス・トライアーム》

「ヴェルズ」が覚醒し侵喰拡大

「魔轟神」大戦終結後、時代は進んで「インヴェルズ」大戦勃発、そして「インヴェルズ」の骸から覚醒する邪悪な思念体「ヴェルズ」は過去の対戦による戦死者の骸に取り憑き、生者を襲うようになった。
その中には「コントローラー」などの大破した「ジェネクス」も含まれていた。

「クロキシアン」が「ヴェルズ」化した、
《ヴェルズ・コッペリアル》
中央には「コントローラー」も見られる

「コントローラー」再起動

「ワーム」との戦闘により大破した「A・O・J」の最終兵器たち。
その中に組み込まれていた「スペア」は活動を止め、かろうじて動作する「コントローラー」も最期を待つのみだった。
最期の直前、「ヴェルズ」の邪念に侵された「コントローラー」だったが、残ったジェネクス達によって再インストールされた特殊プログラム「return 0;」によりその支配から開放される。
そして物言わぬ「スペア」のパーツで損傷した箇所を「リペア」された。
その手には、在りし日の「スペア」の記憶を思い起こさせる花を大切に握りしめている。

《リペア・ジェネクス・コントローラー》

「return 0;」起動

「sophia」の復活。
それは特殊プログラム「return 0;」の再起動を意味していた。
ジェネクスによる環境改善…その真の目的は「sophia」の創造した世界を破壊し、「tierra」のための世界を作り上げること。
創星神をも偽り続けていた彼らはプロフラムに基づき「リターンゼロ」を開発。
「リペア」を搭載した最終兵器は神と神の生み出した全てを無に帰そうと戦いを挑むのであった。

《A・O・G リターンゼロ》

ここまでお読みいただきありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
「TERMINAL WORLD」での新規実装により明らかにされた「ジェネクス」の真の目的。
これが明かされた時、
「マジか…。”tierra”と繋がってたんかお前ら…。無害な存在かと思ってた…。」
ってなってました。
ただ、動き出した「リターンゼロ」と何かが闘った描写があるカードイラストはまだないため、今後も新規をもらえる可能性はあるのかもしれませんね。
デュエルターミナル世界の物語はまだまだ奥深いので、テーマ別にまだまだ掘り下げていきたいと思います!

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