「霞の谷(ミスト・バレー)」の住人たち

デュエルターミナル

遊戯王OCGのデュエルターミナル世界の物語、その数あるテーマカードの中で、今回は「霞の谷(ミスト・バレー)」について情報を整理・考察していこうと思います。


「ミスト・バレー」カードの枚数

モンスター通常1枚
効果8枚
儀式0枚
融合0枚
シンクロ1枚
エクシーズ0枚
リンク0枚
魔法2枚
0枚
12枚

「ミスト・バレー」に関係する効果を持つテーマ外のカード

・《ミスト・コンドル》

(2025/03/12現在)


「霞の谷(ミスト・バレー)」とは

常に霞がかかる「霞の谷(ミスト・バレー)」に住む鳥人たちで構成された戦士団は、太古の昔から谷やその周辺へ侵攻する者があるとその力を用いて外敵を撃退してきた。
しかし近年続く戦乱によって戦力の減少を余儀なくされていた

《霞の谷の雷神鬼》
戦士団の団長

谷に住む鳥たちも戦士団に協力し、その力で異変の解決に当たる事がある。
特に敵の行動を察知すると突風を起こしその動きを封じ込める「巨神鳥」は、圧倒的な存在感と合わさって「霞の谷」の象徴的な存在として認識されている。

《霞の谷の巨神鳥》

見事な連携を見せるその様子から、一説にはもともとは鳥人である戦士団たちと同じ存在で、人と鳥の遺伝子のバランスが徐々に変化していった者たちなのではないかとも言われている。

「霞の谷」の深い霧の中を漂う謎の生物「ミスト・ウォーム」

谷に漂う霧は侵入者を惑わせ、いつの間にか谷の入り口へと逆戻りさせる。
その霧を常に出している謎の生物が「ミスト・ウォーム」だ。
その霧はすべてを包み隠し、「霞の谷」を守るために存在しているかのようにも見える。

《ミスト・ウォーム》

他テーマとの関連性

「霞の谷」は大陸内でも有力な4つの部族のうちの1つで、”正義の同盟”たる「A・O・J」の結成にも携わっている。
だが、敵のみならず、声なき「ジェネクス」すらも利用するという方針に「霞の谷」の陣営は小さな疑念を持つ。
最初は微々たるものであったそれは「魔轟神」によって増幅され、やがて大きな不信感へと育つ。
結果、「霞の谷」は「魔轟神」の企て通り「A・O・J」を離脱するに至る。

《精神汚染》
《魔轟神レイヴン》によって「雷神鬼」が
操られている様子

「A・O・J」から離脱し孤軍奮闘する「霞の谷」。
しかし、谷の最大兵威たる「ミスト・ウォーム」も一頭、また一頭と倒れ、部隊が総崩れになるかと思われたその時、伝説の竜騎士が救援に駆けつける。
「竜の渓谷」に住むとされ、その存在は半ば伝説となっていた「ドラグニティ」。
彼らは一族に伝わる「竜操術」を用いて心と身体を重ね、天駆ける「ドラグニティナイト」となる。

《ドラグニティナイト-トライデント》

「霞の谷」の戦士団が鳥たちと連携して戦うその姿を目撃し、外敵を撃退する戦闘術として取り入れたのが谷の近くにあるミスト・バレー大湿原を守る一族「ガスタ」である。
肥沃な大湿原を狙う者との戦いが絶えなかった彼らは、大湿原の動物と協力して独自の戦闘術として昇華させた。

《ダイガスタ・ガルドス》

また、《氷結界の剣士 ゲオルギアス》はイラスト、鳥獣族であること、霧深き谷に匿われたことから、「ミスト・バレー」や「ドラグニティ」に関連する人物である可能性がある。

《氷結界の剣士 ゲオルギアス》

ここまでお読みいただきありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
「ミスト・バレー」は内包するカードが少ないため、このテーマのデッキとして組むのは難しいですが、筆者は「巨神鳥」と「雷鳥」の何度も無効を使い回すコンボを使ったことはありました。

デュエルターミナル世界の物語はまだまだ奥深いので、テーマ別にまだまだ掘り下げていきたいと思います!

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